毎日の「手作りごはん」は本当に、ハードルが高い? 簡単なことからはじめましょう■愛犬に手作り■
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うちの手作りごはん

トイプードルのオス 4.5kg 6才(当時) 
すこぶる健康で風邪ひとつひかない
※追記:2012年シニア犬になった今も、基本的にはまったく同じです。量を加減してるくらいでしょうか。

1日2食、おやつ1回程度
(しつけに食べ物を使わない主義なので、昼時にちょこっとだけ)おやつのカロリーもあなどれません。

ドッグフード歴:月齢3ヶ月で我が家にきた最初の1週間ほど。手作り食への移行期間です。まだドッグミルク飲んでました。

おいしい犬ごはん

基本食のレシピです。365日同じものを与えているわけではありません。
季節の野菜や、たまたま手に入った食材などでバランスを取るようにしています。
うちの犬は、まったく健康な犬なのでほとんど、人間と同じ感覚で食材を考えています。

1日に必要なカロリーは、体重が4.5kgなので  80cal×4.5÷2=180cal/1食 とします。
とり肉1枚の大きさにあわせて5~6食分まとめて作ります。

とりモモ肉キャベツおから日本酒ガラスープ

::とりモモ肉1枚は、ほぼ250~300g  肉1食分50gとして約100ca 残りの80calを野菜・穀類・油などでとります。ムネ肉・砂肝などの時も肉の重さ計算は同じにしてます。
※7歳近くなりましたので最近は、ムネ肉中心にしています。
※豚肉・馬肉・羊肉も基本的には同じ感じです。アバウトです~(^^ ゞ

::キャベツがないときや少ないとき、季節の野菜を使います。ズッキーニとかもやしとかかぼちゃや白菜大根などなど。
※ 最近は、1食ごとにみじん切りして「生」キャベツとして与えてます。(かさも増えますし・・・)

::おからは、1食分30gぐらいが、うちの子は食べやすいようです。 栄養たっぷりの低カロリー。冷凍保存できるので買い置きできます。人間用にもつかえますし。

::味付けは、日本酒適量と市販のガラスープを少し入れます。我が家(飼い主)は煮物を良く作るので、出汁のかつお節(1番出しのあと)を取っておいてこれもいれちゃう。ガラスープに塩味があるので注意します。うまみが出れば、塩味なくてもおいしいでしょ。

小型犬は頭の大きさ程度が1食分と聞いて、目分量で決めてる、いい加減・適当です。

ま、多すぎたら残すので(肉は残さず食べる)、量はだいたい分かります。
うちの犬は、あまり汁っけのあるエサは好まないようなので、「ほっくり・しっとり」という感じで作ります。 最終的に1食150g~180gになります。

トリモモ肉・キャベツ・おから・酒・だし これらでだいたい150calぐらいじゃないかと・・・
あとは、穀物類としてごはん・シリアル・パスタ・そうめんなど、そのつど、適当にあるものをプラスします。多すぎると残すので少なめに。今のところ朝と夜は同量にしてます。

犬ごはん01 とり肉は1センチぐらいのサイコロに切り キャベツは なるべく小さくみじん切します。これが一番手間がかかる作業です。
とり肉は、チルドにしてルイベ状態で切ると楽です。砂肝のときも、とっても楽チン。
犬ごはん02 おからをいれ、酒とガラスープ(これに少し塩がはいっている)をいれます。だしをとった残りのかつお節やいりこがあればまぜてしまします。
おからは、通常冷凍保存してますので、あらかじめ電子レンジでぽろぽろにしてからの方が楽です。
犬ごはん03 肉がまんべんなくいきわたるように、よく混ぜ、水分がたりないようだったらお湯をいれます。
最近ワカメいれてないなと、思ったらこの時点で、ごまを摺っていれたりもします。
たまに、にんにくも。
犬ごはん04 火がとおったらできあがり。なんてeasy
人間が食べても、OK薄味だけど。
ムネ肉よりモモ肉の方が、モモ肉より砂肝バージョンの方が、評判いいです。
犬ごはん05 これを、5食にわけて冷蔵保存。
次の調理は2日後です。
冷凍保存する場合もあります。
電子レンジOKのタッパーにいれます。レンジで1分強あたためます。犬はにおいで食べるので暖かいごはんを。
犬ごはん こめ 完成1:朝
これに、胚芽米・麦入りごはんを大さじ1杯ぐらいそえます。よくまぜないといけません。
たまに、思いついた時にオリーブオイルやグレープシードオイルを小さじ1杯かけてやります。トッピングと称して、ツナを少しのっけることもあります。よろこびます。
犬ごはん フレーク 完成2:夜
これには、味付けなしのコーンフレークをくだいたものをそえました。
パスタの時もあります。パスタは評判いいです。でもゆでたてでないと、いまいちみたい。

ほかに・・・
トリ砂肝の場合はこんな感じ

「たまには、内臓系にするかという時もあります。
砂肝を半冷凍(パーシャル)にして、スライスしごま油でさっといためます。生野菜(キャベツのみじん切り)とごはんをまぜてニンニクパウダーで風味をつけます。

他の肉で作るときも、分量はほとんど同じです。毎日違う肉で作るよりも、数日間は同じ肉類で作るようにしています。まとめて作るので必然的にそうなりますが、毎回ちがうよりいいそうです。(獣医さんから)

豚肉は、とりもも肉ほど旨みのない肉なので(お安いからか! )出汁とかガラスープを少々多めにきかせるようにしてます。

1食分、いっぺんに全部出さないで、ほんの一口ほど残しておいて、「おかわりする?吠えて!」とたずねるのが習慣です。クルクルまわり「ワン!」で残りをつぎ足します。

犬ごはん後バランスよく食べさせたいと思っていますが、あまり神経質になってもつらいので、人間同様、1食でみるより、1週間とか1ヶ月とかのtermで補えればいいやと・・・。初代のわんこが老犬になった時は、トリ肉中心のおじやにしてました。

キャベツのしん

完食したら、これもお約束、食後の生野菜タイム。歯の掃除もかねてます。キャベツは芯だけは別にとっておいて、食後に与えます。ピーマン・トマト・ゆでたブロッコリー(先っぽは、なぜか食べないので、飼い主の食卓になることになります。)もアイテムのひとつ。漬物と同じ役目。

好き嫌いしないように、子犬の時から、いろいろな食材を(飼い主が食する範囲内で)与えてためしてみました。(もちろん、ソバ・ネギ類・イカタコ除く)
というよりは・・・・ホントは、エサとして与えられるもの以外に、興味を持たないようにしつけたかったのです。でも、「季節のおいしいもの」を愛犬と分かち合いたいという誘惑に負けました。

魚も好きですが、結構値がはりますので・・・・たまに丸ごとやれる程度の大きさのキビナゴやうるめいわし、かわはぎ、あじご。かつおのたたきも好きです。
先日、小さいイワシを6尾購入。4尾は飼い主の梅煮用、残りの2尾を電子レンジでチンして、生キャベツのみじん切り(定番)とごはんのうえに、頭ごとほぐして与えました。
あっという間に、食べちゃいました!魚好きです。

たまに、飼い主が刺身を食するときに、ひとくち(犬の)犬ごはんにトッピングします。かつおのタタキにも目がないですね。それと、飼い主がツナピザを作って食するときに、ツナを少しとりおいて、これもごはんにトッピング。

ワカメもみじん切りして、まぜちゃいます。きのこの同じ。よく食べます。

野菜は、なるべく生のほうがいいのですが、いんげん・スナップピースなどのさや豆系はゆでてやります。枝豆も大好きです。(こういうのは「おやつ」としての扱い)アスパラガスは、新鮮なものなら生でOK。穂先はキライで残します。茹でたブロッコリーの芯も、お気に入り。

生肉の生食という方法もありますが、当時、冷凍庫の調子が悪かったせいもあり、材管理に自信がないので加熱調理しています。お勉強はしました。(本を読んだだけですが・・・こんな食事もあるのだと、目からウロコ。)幸い、健康体の個体で必然性はなかったので、実践にいたりませんでしたが、今後何が起こるかわからないので知っておいて良かったと思います。

!栄養のことは、大事なので、アバウトであっても少しは 勉強しないといけませんねぇ。
こちらのほうをご覧ください。食材の栄養基礎知識です。

食材の調達から、調理まで自らの手で食べさせているので、当然、最後の「うんち」までを観察します。なにが消化されてないか、固さやその量はどうなのか、色つや・においまで。(飼い主さんならお分かりでしょうけど、平気ですよね~)

茹でたオクラをおいしそうに、2本ぺろりと食事の後与えました。カロリーないし、いいやと思って。そうしたら、次の日のうんちは、最後のほうはオクラやりすぎの状態でした。ま、分かりやすいわけで。

少しでも、違和感をおぼえたら、よーく愛犬の状態を観察します。便秘気味のときもわかるし、消化器系などでほんとに具合が悪いときには、尻尾がさがったままなので分かりやすい・・・。すぐ獣医さんのところへいきます。

芋ほりで土草まみれ

レシピらしいレシピなどない、愛犬の手作りごはんなので、正直「お恥ずかしい」・・・・
でも、こんなに簡単なら「ちょっと、やってみようかな」と思ってくだされば幸いです。
取っ掛かりは、気楽に。選択肢がひろがりますように。

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